みなさん、唐辛子は種が辛いと勘違いしていませんか?
実は唐辛子が持つ辛味成分であるカプサイシンは胎座という部分で作られます。
健康食品にも利用されるカプサイシンには発汗作用・抗酸化・抗菌作用・脂肪燃焼などの有用な生理活性を持っています。
本記事で唐辛子の辛い胎座について紹介します。
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辛味成分は胎座で作られる
唐辛子は種が辛いと勘違いされていますが、実際には胎座という種がつくふわふわとしたワタの部分でカプサイシンは作られます。
種は胎座部分に近いだけでなく表面に辛味成分のカプサイシンが付着するので、誤解されているのです。
果実全体が辛くなるのは、胎座でつくられたカプサイシンが成長する過程で全体に広がっていくからと考えられています。
辛さを和らげたい場合は?
もし、収穫した唐辛子の辛味成分を少しでも抑えてから料理に使用したい場合は、唐辛子を縦半分に切り、ピーマンと同じ容量でヘタ付近にある胎座と種を外してしまいましょう。
辛味成分のもっともある胎座部分と胎座に近いところにある種を取り除けば、幾分か唐辛子の辛さがマイルドになるはずです。
もちろん、そもそも激辛を超える辛さをもつカロライナリーパーやハバネロ、ジョロキアなどであれば胎座や種をとってもなかなか効果が感じにくい可能性があるので、そのあたりは果実の品種を考慮して判断してください。
以上、唐辛子の辛い部分は種ではなく胎座だったという紹介でした。
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