花かんざしは夏越しできる?暖地で挑戦!




春の花屋さんに並ぶ、花かんざし
清楚な見た目と、ドライフラワーのような質感が魅力的で、購入される方も多いと思います。私も大好きな花のひとつです。
でもいつのまにか枯らしてしまう……そんな話はよく聞きますし、日本では一年草扱いになっているのも事実ですよね。

花かんざしは、寒さに強い一方、高温多湿にめっぽう弱いです。
そのせいで梅雨から夏にかけて、枯らしてしまうことが多いのだそう。
でも……本当に夏越しできないのか? そう考えた私は去年の夏、挑戦してみました。

【スポンサード広告】


暖地でも花かんざしの夏越しに成功!

まず我が家の環境ですが、冬も雪がほとんど降らない地域。
梅雨時期の蒸し暑さはすさまじく、地植えの植物を枯らすこともしばしば。
そんな過酷な環境で、無謀とも思える夏越しチャンレンジを行った結果……無事成功しました!
以下に、どのような方法を取ったのかを記載しておきます。

大前提として、花かんざしは雨にあたると花が傷むので、地植えには向きません。
鉢植えかつ、直接雨があたらない場所で管理するのが基本となります。
(寄せ植えの蒸れ対策はこちら

梅雨の大敵! 寄せ植えの蒸れを防ぐ方法を探してみた。

2021.05.28

3月下旬~4月に満開を迎え、暑くなり始める五月にはほとんど花が咲かなくなるので、ここからが大事なポイントとなります。


写真は去年の株。ビオラと寄せ植えしていました。

まずもさもさになっている株を、ばっさり切り戻しました
どれくらい切り戻したかというと、地表10センチ前後くらいでしょうか。
地面が透けて見えるくらい狩り戻しておくと、蒸れの心配が減ると思います。

寄せ植えに使っていた場合は、植え替えをして、単独管理するのがお勧めです。

その際、山野草の土を使うと、夏越率がよりアップすると思います。

梅雨~夏場は直射日光と雨があたらない&風通しのよい場所で管理。
水やりを極力減らし、からっからになってからやるようにしました。
肥料等も一切やっていません。

その後寒くなり始めると、花かんざしは一見枯れたようになってしまいました。
見た目だけでは、生きているのか死んでいるのかわからない……(笑)
それでも時おり水をやりつつ、春が来るのを待ちました。

そして今年の春先。枯れ枝に見えたところから、緑の新芽が……!
諦めなくてよかったーと喜んだ瞬間です。
今年は去年より株がひと回り大きくなり、たくさんの花を咲かせてくれました。

今年も花が終わって狩り戻したので、夏越チャレンジしてみたいと思います。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA