ベランダのプランターで育てている”唐辛子”(トウガラシ)の葉っぱが縮れてしまいました。
シワシワになる葉っぱの位置 は成長点 付近になる先端あたり。
特に病気をしている雰囲気もなく、害虫 も見当たりません。
原因をインターネットで調べたところ、栄養不足 か 虫 が原因のようです。
唐辛子 の成長点付近の葉っぱ(新芽)が縮れている
マンションのベランダーで鷹の爪 を育てているのですが、ある日 葉っぱを観察すると、なんだか若い新芽 付近に生えてくる葉っぱ がしわしわになっていることに気づきました。
アブラムシなど、目につく虫が見当たらないので原因はなにかなー?とインターネットで情報収集 を進めていくと大きく2つの原因があることがわかりました。
原因は栄養不足か害虫
トウガラシはナス科の植物ですが、同じような現象がシシトウやピーマンでも起きているらしい。原因はホウ素が不足している栄養不足、もしくはハダニ等の害虫が原因であることがわかりました。
ホウ素欠乏
トウガラシは植え付け後、2週間程度の感覚で追肥をしてあげる必要があります。
肥料をたっぷり必要になるので、定期的にトウガラシに追肥する作業を行わなければならないのですが、私は植え付け後全く追肥をしていませんでした。
早速、ホームセンターで購入した肥料をパラパラと株の周りにまきました。
ハダニ、チャノホコリダニ、アザミウマ等の害虫
トウガラシの葉っぱが縮れてしまうもうひとつの原因にハダニ・チャノホコリダニ・アザミウマといった小さな害虫が葉っぱを食害してしまうのも原因にあげられているようです。
これは葉っぱや花の”隙間”などをくまなくチェックしたのですが見当たらなかったので特に対応をしていません。
もしいれば、市販の殺虫剤で退治しておきましょう。
アブラムシの可能性も
我が家の場合、成長点付近にアブラムシが隠れていたので、アブラムシの可能性が大きく、現在様子を見ています。
この場合は、カダンセーフのスプレーもしくは粘着シートで一網打尽にしてやるのがよいでしょう。
モザイク病の見分け方
また、トウガラシはナス科に分類されますが、ナス科の病気として有名なものに「モザイク病」があります。
モザイク病と葉の縮れの見分け方ですが、
- 地表付近の苗や主根に局部感染すると、地表付近の茎部分に黒変を生じ、生育不良を起こす
- 先端部分、成長点付近(頂葉)の黄化・壊疽する
- 成葉はモザイク、茎に壊疽を生じて落葉する
- 新しい葉っぱが黄色くなる他、若い葉に淡黄色のまだらな紋が現れ、葉の表面がでこぼこしする
- 果実にも黄色のまだら模様が出て、時に奇形が出る
- 葉っぱの形が柳葉になる
等がモザイク病の症状として知られています。
モザイク病の原因となるウイルスにも複数種類があり、重複してかかっていることもしばしば見受けられます。
そのため、株によってそれぞれ症状は個別に違ってくると考えた方がよさそうです。
唐辛子 の葉の縮れ対策
トウガラシの葉の縮れ の対策には毎日の水やり のタイミング、5分程度で構わないので植物をじっくり観察する時間をつくりましょう。
葉の裏まで虫がいないかチェック
見落としがちな葉っぱの裏には、小さな虫が隠れていることが結構 見受けられます。
水やりをするときに葉っぱをめくり、虫が潜んでいないか確認しましょう。
ホウ素の含んだ肥料を追肥
唐辛子には定期的な肥料が必要ですが、葉っぱが縮れてしまう場合は ホウ素 が不足している可能性 があります。
市販のホウ素を含んだ肥料 を 2週間ごとに撒いて様子をみましょう。
ハダニにはコロマイト
ハダニがついてしまっていた場合 は殺虫剤の「コロマイト」が有効なようです。
アマゾンでも購入 できるようなので気になる方はぜひチェック してみてください。
アザミウマにはカダンセーフかコロマインかシュガーカット
別名”スリップ”と呼ばれるアザミウマにも殺虫剤 の”コロマイン”か”シュガーカット”がおすすめのようです。
我が家のベランダ ではもう1株の唐辛子の花弁 の中にアザミウマが数匹 見つかったので、アブラムシ対策 用に購入したカダンセーフを霧吹きのスプレーで吹き付けた ところ、今の所、繁殖 を防いでくれたので一定の効果 はありそうです。
アブラムシにはカダンセーフ
唐辛子 のアブラムシが原因 だと考えられる場合、カダンセーフ を使いましょう。
今の所、カモミール に大量に発生したアブラムシに悩まされた 我が家では、カダンセーフ が有効 な模様 です。
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