ホームセンターで購入した唐辛子が実をつけずに落花し続けたので対策と経過を紹介します。
5月に苗の状態で購入したトウガラシの品種は”鷹の爪”。
販売されている苗の中でも
- 一番花がついているもの
- 節の間が詰まっているもの
- 茎が太くしっかりしているもの
を厳選して我が家のベランダ菜園に仲間入りしました。
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一番花から3連続で結実する
プランターに植え付けてから鷹の爪の定植具合は1株は順調、もう1株は少し元気がなく心配でしたが枯れる等はなく順調に葉っぱを増やしていきました。
以前、プチファイヤーを育てた時は結実が株全体にバラける品種だったのですが、鷹の爪は花が集中して咲き、結実することを知りました。
トウガラシでも種類によって結実のタイプが違うようですね。
さて、元気な方の鷹の爪は1番花から3つ連続で結実し、経過は順調に生育しているように思えました。
4番目以降の花が次々に落ちる
しかしながら、元気な方の鷹の爪は4番目以降、どの箇所に咲いた花も全て落花するようになってしまいました。
もう一株は一番花から全て落花するように。
落花するタイミングですが、
- 花が全開に咲く
- 翌日以降に花がしぼむ
- 花弁が落ちると小さな実がガクの中からちょこっと見える
- 花の茎の根元からポロっと外れる(優しく触るor自然に)
- 終了
という流れです。
花の根元からポロっと落ちる時は決まって黄緑色の、明らかに栄養がいってない感の弱々しい色に変色します。
中には茎は細くなり、黄色く枯れてしまっているものも。
季節は5月中旬以降で、梅雨に入る少し前ぐらいでした。
トウガラシが落花する原因とは
調べてみたのですが、唐辛子が落花する原因として考えられるのは大きく3つです。
- 肥料不足
- 日照不足
- 水が多すぎる
当初、水が少なすぎると落花するという情報をインターネットで見たので、表面の土が乾いたらたっぷりと与える栽培をしていました。
日照不足に関しては、最低でも2時間、可能であれば5〜6時間は日光に当ててあげたいので、数時間起きにベランダに置いている鉢の位置を変えて日照時間を確保するようにしていましたので原因ではなさそう。
が、今から考えると丁寧に世話をし過ぎていた気がします。
肥料不足は明らかに思い当たる節があり、定植後一度も追肥を行なっていませんでした。
慌てて植え付けてから1ヶ月ほど経過したころに追肥を行ったのですが、その時はまだ水たっぷり目に与えることは続けていました。
成長点にアブラムシやアザミウマによる被害は少し出てはいたのですが、株自体はどちらも元気。
しかしながら、花は相変わらず落とし続けていました。
曇りの日は水を控えめに
5月下旬頃になって、追肥も終えたが落花は続いていたので、曇りの日は潔く日中の水やりを我慢するようにしました。
一応、株の様子は見ながら。
明らかに水が足りない時は、頭が垂れるもしくは葉っぱが明らかに萎れるのでそこまでいかない様には気をつけていました。
他のインターネットの情報に寄ると、今はまだ株の成長期だから害虫だけは気をつけてあげて、あまり心配せずでいいよ〜という内容も見かけたので、その辺で私も余り気にしなくなりました(笑)
さらに、たくさんの唐辛子の苗が追加で到着したので、ひと株に対するメンテナンス時間が激減したのです。
すると6月上旬、再び唐辛子の花が落ちないようになったのです!
3連続で結実した株も、今まで結実しなかった株も、同じ様に花弁が取れたあと、茎からポロっと落ちずに実が上向きになってくれるようになりました。
結実に成功した合図は実が上を向くか
鷹の爪は上を向くように結実します。今まで花弁が落ちたあとの経験則ですが、花が咲いた時とおなじように弓のように下を向いていれば結実せずに花が落ち、少しでも茎が上向きになっていれば花が落ちずに実がなってくれるようです。
まとめ
鷹の爪の花が落ちる原因は大きく3つ、「肥料不足・水のあげ過ぎ・日照不足」です。
肥料は吸収されるまでに時間がかかるので、定植後2〜3週間、一番花が咲いて結実しそうになれば行いましょう。
水の量について、唐辛子は確かにたっぷり必要なのですがあげすぎもダメなことが今回の落花で学びました。
日照不足は最低でも1日2時間、特に定植後すぐの株の成長期にはできれば5〜6時間は日光に当ててあげましょう。
これからも収穫まで、株の成長を見守りたいと思います。