アブラムシやアザミウマ!トウガラシの葉っぱにまつわる害虫まとめ

トウガラシの花

葉の汚れ

タバココナジラミ

すす病で黒く(きめ細かい)なる

アブラムシ

すす病で葉面が黒くなり,脱皮殻が多数みられる(ワタアブラムシ,モモアカアブラムシ)

葉脈間に鮮明な黄斑ができる(ジャガイモヒゲナガアブラムシ)

コナカイガラムシ

すす病で黒く汚れる。死骸(白色)が散見される

ハダニ

葉にわずかなカスリ状の白斑が生じる。葉の脈間が黄化してくる。ひどくなると落葉する

アザミウマ

葉裏の葉脈沿いにカスリ状の斑点ができる(ミナミキイロアザミウマ)

葉の養分が吸汁される。葉の表裏ともカスリ状の斑点ができる。ひどくなると葉全体が白変して落葉する(モトジロアザミウマ

葉裏がカスリ状に食害される。食痕上に暗褐色の排泄物が点状にみられる(クリバネアザミウマ)

葉が食害・食べられる

ハスモンヨトウ

ふ化幼虫の集団食害により葉が白変する

中・老齢幼虫に,葉が食いつくされる

ナメクジ類

ハスモンヨトウの被害症状に似るが,食い尽くされることはない。また,光沢のある粘着物質が付着している。

新葉部分(成長点)が萎縮・黄緑っぽくなる

ホコリダニ

葉縁が葉表側にわん曲,銀灰色ににぶく光り,成長点の育成が止まり(芯止まり・心止まり)する(チャノホコリダニ,シクラメンホコリダニ)

アブラムシ

成長点の育成が止まり(芯止まり・心止まり),新葉が萎縮する(ワタアブラムシ,モモアカアブラムシ)

アザミウマ

新葉の葉縁が波打って奇形化し,萎縮する(ミナミキイロアザミウマ)

タバココナジラミ

新葉が退緑したり,白化する。葉は萎縮しない

サツマイモネコブセンチュウ

心芽の伸長が鈍化し,その周辺葉がまだらに白黄化する

まとめ

いかがでしたか?

トウガラシの成長に気になるところをみつけたら、葉っぱや実の様子を詳しく観察しましょう。

  • 成長が止まる
  • 成長点付近が縮れる
  • 新芽の色が黄緑色
  • 葉っぱがすすに汚れたように黒い
  • 落葉が多い

といった症状がみられたら、本記事を参考に原因を特定し、早めに対処しましょう。

他の株への被害を防ぐためにも、早期の対応が重要です。

(参考:http://lib.ruralnet.or.jp/boujo/s/tokara.htm)

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